ダイエットサプリ女子

命を脅かす恐れも!ダイエットサプリは危険だらけ

ダイエットサプリは危険だらけ

ダイエットサプリは日本のみならず世界中で販売されており、それ以上に多くの人に愛用されています。

しかし、そんなダイエットサプリも全てが安全というわけではありません。

危険な成分をふんだんに使ったものや、過剰なまでの成分の追加、ずさんで不衛生な工場で作られたサプリなどあり、利用者の中にはアレルギーが出たり、最悪死亡するケースが存在します。

ここでは、そんなダイエットサプリの闇を紹介していきたいと思います。

一生を犠牲にしかねない、副作用の強い成分

「茶のしずく石鹸」という基礎化粧品をご存知でしょうか?

ここ数年でもっとも大きい健康被害事件であり、この石鹸を利用したことで250人もの方が小麦アレルギーを発症しました。

これは基礎化粧品の事例ですが、同じ事件がダイエットサプリで起きないという保障はどこにもありません。

そんな健康被害を起こす可能性の高い成分についてご紹介していきます。

エフェドラ

エフェドラは「エフェドリン」「ゼナドリン」「マオウ」などとも呼ばれている中国原産のハーブです。

元々は漢方として使われていた素材で、アメリカでは「活力が湧く効果がある」ということで、プロテインやダイエットサプリに使われていました。

日本でも、適量である「100mg」までなら摂取して問題は無いのですが、それ以上の服用を行うと次のような強力な副作用が現れます。

  • 脳出血
  • 心筋梗塞
  • 高血圧
  • 依存
  • 肺浮腫
  • 胎児が障害や死亡する

アメリカでは、これらの症状により800人以上が重症・死亡し大きな社会的問題となりました。

特に依存性は非常に高く、麻薬や脱法ハーブなどの主成分となっています。

現在では日米で使用禁止になっていますが、一部の国では今もなおサプリの原料として使われているため、個人輸入などでダイエットサプリを購入する際は注意が必要です。

さて、なぜこの成分がダイエットサプリとして使われているかというと、「食欲が起きなくなる」「気分がハイテンションになる」「活動的になる」からです。

依存心に負けて長くエフェドラを使い続けると、先ほどのような大きな病気になる可能性があり、母体にも悪影響を与え、将来生まれてくる赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性も否定できません。

アナタはそれでも、エフェドラの入ったサプリを使いたいと思いますか?

シブトラミン

シブトラミンは、「メリディア」や「リダクティル」といった痩せ薬(医薬品)の有効成分の名称で、食欲を抑制する効果があります。

海外では肥満の治療薬に用いられていた過去がありますが、副作用として「心筋梗塞」「心臓発作」など発症し、死亡事例が多数出ていることから、フランスやカナダでは使用を中止、禁止する法律や勧告が出ています。

もちろん日本でも、医薬品として病院から処方してもらう以外の入手方法はありませんが、個人輸入のサイトなどを利用することで入手することができ、悪質な業者が独自配合と称してサプリに内緒で配合しているケースもあります。

メリロート

最大手サプリメントメーカーも販売しているダイエット効果の高い成分です。

スイートクローバーと呼ばれるヨーロッパからアジアにかけて幅広い地域で栽培されているマメ科のハーブです。

メリロートを使うと血行が良くなり、足のむくみが改善されスマートな美脚を手にすることが出来ます。

しかし、それ以上に危険なのが皮膚に黄色い斑点が出来たり(黄たん)、身体が重たくだらけたり頭痛がするケースがあります。

特に黄たんは、肝臓に大きなダメージを受けている証拠ですので、服用を続けると「肝臓がん」といった様々な障害を発症する可能性があります。

このメリロートについては後ほど行政問題でも取り上げさせていただきますが、とにかくこの成分が入っているサプリメントを私はあまりお勧めしません。

死者も出ている危険なサプリメント

ここで挙げられているダイエットサプリは海外製が殆どです。

海外から個人輸入を行うと、1/3~1/2の確立で粗悪な偽物が送られてきますし、例え本物でも日本で未承認だったり体質に合っていないために命の危険に陥るというケースがありますので、決して海外からの個人輸入には頼ってはいけません。

特に、これから挙げられる商品の購入は決して行わないでください。

ゼニカル

もっとも有名な危険ダイエットサプリといえばゼニカルだと思います。

ゼニカルとは食欲抑制剤として医療用で使われている薬です。

よって一般的に入手することはほぼ不可能であり、購入するには個人輸入に頼るしかありません。

さて、先ほど「ダイエットサプリ」と書きましたが、正確にはゼニカルは医療品でありダイエットサプリではありません。

医療品を「個人の判断で」「どこから買ってくるのか分からない」「何も保証が無い個人輸入会社」から購入したらどうなるのでしょうか。

答えは簡単です。

使用した人は食事をしなくなり栄養失調による入院や死亡事故が多発しました。

特に粗悪品は正規品より成分を過剰に入れたりしますので、こういった事例がより大きかったでしょう。

第一このゼニカル、日本では「あまりに危険すぎる」という判断のもと医療用としても使用禁止です。

現在でもゼニカルを紹介・販売しているWEBサイトや個人輸入業者が後を絶ちませんが、決して購入しないようにしましょう。

オキシエリート・プロ

こちらも食欲減退の効果のあるダイエットサプリ、オキシエリート・プロ。

アメリカで非常に大人気のサプリメントだったのですが、この製品を利用していた人のうち30人ほどが急性肝炎と診断され、2人が移植手術をするほどの重症、1人が死亡しました。

後にこの事件の原因はオキシエリート・プロに含まれている「ユヒンビン」という成分が原因だと判明しました。

この様に思わぬ成分が大きな副作用を起こすというケースは日本でもたまに発生しているため、他人事ではありません。

ちなみに今では十分に改良されており、今のところ健康被害等はありませんが購入は控えたほうがいいでしょう。

問題が起きても隠蔽する行政や販売会社

たまに「~というサプリメントに行政処分」というニュースを目にします。そのときの行政処分の理由を見たことがあるでしょうか?

殆どが過剰な宣伝文句についてであり、違法な成分や事実と反する配合などについてはまったく指導が入っていません。

「それはどこの会社もちゃんと守っているからじゃないの?」と考えた方は間違いです。

実は2006年と少し古いですが、とあるテレビ番組においてパッケージに記載された量の栄養素が全然入っていないという事実が発覚しました。

それも1つだけではありません。調べた製品の殆どがパッケージに書かれた分量を入れていませんでした。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。それは行政や法律の問題があるからです。

チェック機関のない日本

意外に思うかも知れませんが、日本にはサプリメントについて本当にその成分が書かれたとおりに入っているのかをチェックする機関がありません。

その為、誰もサプリメントの本当の配分量を知りませんし、最近ではまったく書かれていないものも増えてきています。チェック機関が無いということは、何か大きな問題が起きたとしても誰も対応できません。

その証拠が「茶のしずく石鹸」です。

あの事件は消費者庁がアレルギー反応の報告を受けていたにもかかわらずこれを放置したため、被害者の数や症状が悪化しました。

商品の回収も実は行政の命令ではなく自主回収だったのも問題です。

これがしっかりとチェック体制が出来ていれば報告を受けた段階で何かしらの対応ができましたし、命令による回収も可能だったでしょう。

サプリメント大国アメリカでは検査監視体制がしっかりしており、ほんの少し成分が異なる(量が多くても少なくても)と会社名と製品名が公表されるというペナルティがあるので、日本と比べると信頼性が段違いです。

そのダイエットサプリ、本当に信頼できますか?

因果関係が分からなければ売り続ける隠蔽体質

皆さんダイエットサプリ最大手の会社といったらどこを思い浮かべますか?

おそらく殆どの方が「DHC」を連想すると思います。

さて、このDHCですか、危険な成分である「メリロート」のサプリメントを販売しております。

確かにメリロートは危険ですが、用量さえ守れば美脚を実現できる素晴らしい商品です。そう、「容量を守れば」、です。

2003年、厚生労働省はダイエットサプリ「メリロート」と目の疲れを癒す「ブルーベリーエキス」の2商品について、肝臓機能について被害が起きた可能性があるため注意するよう呼びかけましたが、肝心の商品名は明かされませんでした。

いったい商品名が分からずに何を注意すればいいのでしょうかね。

後日、新聞の調査によると「2商品はいずれも同じ会社」「原材料などを厚労省が公開」したことで同商品がDHCであることが判明。

当然批判等が上がったものの、DHC側は「被害があった可能性があるだけ」「名前が公表されていない」ことを理由に「当社商品か調査中」と回答して現在でも同じ商品を販売しております。

行政も行政で今回は明らかに原因がわかっているのなら会社名を公開するべきなのに、大企業ということで社名を隠しました。

これが他の会社だったならきっと全てを公開していたと思います。

皆さんはろくに対応してくれず、問題を隠そうとする会社やそれを黙認する行政を信用できますか?

危険を回避できるダイエットサプリの選び方

このように、ダイエットサプリには様々な闇が隠されています。

こんなに闇が深いのならダイエットサプリなんて使わないほうがいいと考えるでしょう。

しかし、リスクを限りなく低くすることは十分可能です。

最後に私の考える安全なダイエットサプリの選び方を説明させていただきます。

DHCは購入しない

先ほどの隠蔽体質でも話題に上がったDHCですが、現在では「メリロート」以外にも危険な商品を平然と販売しており、「フォースコリー」のアマゾンレビューでは副作用で苦しんでいる人の口コミばかりです。
フォースコリーの副作用

実はDHCはメリロートの件以前にも問題を起こしており、もはやどうしようもない状態です。

DHCのサプリメントは購入しないようにしましょう。

栄養成分を公開している

意外に思うかも知れませんが、ダイエットサプリの中には1粒(1日)辺りの栄養成分を公表していないものがあります。

そういった製品はたとえ大きい会社でも1粒辺りの素材が偏っている可能性があり、品質に問題がある可能性がありますので避けることをお勧めします。

大抵は公式販売ページの下のほうに書かれているのでチェックしてみましょう。

公式販売ページにGMPマークがある

先ほど「国内にはサプリメントのチェック機関がない」と書きましたが、それを製造している工場のチェック機関は存在します。

「GMP」と呼ばれるもので、以下の水準がしっかり守られている工場のみにつける事が出来るマークです。

  • ①正しい原料を使い、分量通りに作られているのか
  • ②衛生は保たれているか
  • ③異物混入や他の製品との混合が起きないようにしているか
  • ④賞味期限内の品質は保たれているか
  • ⑤製造と品質管理に関する全ての記録が作成、保管されているか
  • ⑥規格外の製品が出ないようしっかりチェック体制ができているか

もしこの工場で作られているなら、公式販売サイトのどこかに「GMP認定工場で作られている」とアピールしているはずです。

より安全性を求めるなら絶対に外したくない項目ですね。

これらを気にして商品を購入すれば、粗悪なダイエットサプリを購入することはなくなると思います。